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留学体験記 [大阪第2回]大阪上陸編

大阪に移住してから半年が過ぎ、体験したこともない暑い夏がようやく終わろうとしています。北海道ではクーラーがなくても過ごせていたはずですが、本州ではなくてはならないものでした。
そんな暑い中、HP管理人に次の留学体験記を催促され、まだ書いていない大阪上陸編を執筆しました。(定期的に書かない私の方が悪いのですが( ̄▽ ̄;))

新居の住所が違う事件!

大阪上陸にあたり、新居を決め、引越しを頼み、車で移動することを考えていたためフェリーの予約を取り、順調に引っ越し準備をしていました。札幌で過ごす時間も残り少なくなっていた最後の土曜日にある一本の電話が来ました。
不動産屋さん:「すみません、契約した部屋番号が違いました」
私:「はい?」
何を言われているのか、最初はまったく意味がわかりませんでした。ことの詳細は省きますが、簡単に説明すると、私の住む予定の新居は新築で契約時点ではまだ建設途中でした。大人の事情で部屋番号を間違えて取り付けたため、結果として契約した部屋番号と実際に住む部屋番号が違ったとのことでした。大阪上陸の前からなんたる洗礼…なんということでしょう。
色々と順調に準備をしていたために、ショックが大きすぎて荷造りに手がつきませんでした。転居手続き等の修正のために動き回らなければなりませんが、行動しようにも土日のため事務手続きができず、月曜日に行うしかありませんでしたが、月曜日は大阪へ出発の日でした。はたして引越し準備は終わるのでしょうか…。
余談ですが、この住所違う事件は6月くらいまで影響を受けました。郵便の転居届を出し直しても、新住所への書き換えがなかなかされず、郵便物が届かないという悲しいことが何度もありました。親切な郵便屋さんが、荷物が届いていないことを教えてくれました。郵便物の手違いがわかった時点で郵便局に問い合わせすることをおすすめします。

いざ出発です!が、その前に

どうにか住所がちがう事件を乗り越えながら、本当に、私の新居はあるのかと不安になりながら出発日を迎えました。出発日はちょうど北大で一緒に働いていた富永先生も東京に戻られる日でした。富永先は関東行きのフェリーで出発時間が早かったため、しっかりお見送りしてきました。富永先生大変お世話になりました。お元気で!

船旅の始まりです

フェリーで大阪に行くために選んだ航路は、苫小牧 – 敦賀の航路でした。この航路は、夜に出発し、夜に到着するという丸一日船の中という船旅です。ということで、辺りが真っ暗のなかフェリー乗り場につき、フェリーに乗り込みました。真夜中のフェリーは特にすることもないので寝て過ごします。
常にゴウンゴウンと音がし揺れる船に揺られながら、日中には甲板に出てみました。風が強かったですが、天気がよくきれいな海でした!
敦賀に到着し、車に乗り込みいざ本州上陸!とワクワクしましたが、辺りは真っ暗です。福井で一泊し、琵琶湖を南下しながらついに大阪に到着しました。
そして、ありました!新居がありました!ちゃんと大阪で生活ができそうです。とりあえず一安心でした。