今回は沖縄に移住してこれまでの日常生活で感じた些細なことを紹介します。
シーサーとHCU
沖縄といえばシーサーというくらい有名でどんなものかはみなさんきっと御存じでしょう。沖縄県などでみられる伝説の獣の像で、災いをもたらす悪霊を追い払う魔除けの意味を持ち、屋根や門に設置されています。民家だけでなく、緑のマークのあの有名なコーヒーショップからスーパーまで、どこでもあります。そして浦添総合病院HCUにもかわいらしいのが置いてあります(上側の図)。しかもHCUだけなぜかBGMで沖縄民謡が流れています。
下側の写真は、病院の近くの企業の門にあるものですが、毎日服が変わりシーズンの衣装を着ることがあります。このときはエイサーという沖縄伝統芸能のシーズンでした。
愛犬パグ
この子のために北海道から沖縄までの移動を飛行機でなく車にしました。北海道の海は夏でも冷たいので決して入って行きませんでしたが、沖縄の海は温かいので海に入り楽しんでくれました。小魚や小カニに興味津々。10歳となり家でいたずらはしなくなったものの、獣の本能はまだあったようです。GWが明けると暑くなってきたのでその後はクーラー生活を満喫していました。
沖縄そば
札幌といえばラーメン。沖縄ではそば。やさしい味です。下の写真は北海道にもある大手スーパーでの麺コーナーですが、ラーメンはあまりなく、むしろ「今日はどのそば?」って感じの陳列。そば、そば、そば、たまにすば、がある。沖縄そばというカップ麺もあります(沖縄限定発売)。
ちなみに全国生麺類公正取引規約に『そば』の名称の定義とは「蕎麦粉を30% 以上使用していること」とあり、蕎麦粉を一切使わず小麦粉だけでつくる「沖縄そば」は本土復帰後の1976年公正取引委員会から「沖縄そば」という名称使用に対してクレームがあった悲しい歴史がありました。沖縄生麺協同組合は、昔から県民に愛され親しまれてきた歴史ある「沖縄そば」の名称を存続しようと東京本庁へと出向き、何ヶ月にもわたる交渉を重ねました。その結果、1978年10月17日、公正取引委員会から正式に「本場沖縄そば」の名称使用が認可されました。これを記念し10月17日を「沖縄そばの日」となっています。