当科で主に関与している学会は「日本救急医学会」「日本集中治療医学会」「日本外傷学会」です。入局者にはこの3つの学会への入会を勧めています(初年度の入会費/学会費は医局が負担します!!)。また、各学会への演題提出も推奨します。演題発表がある場合は各学会への旅費等も医局が負担するという、恵まれた環境です。
もちろん、各学会の専門医取得もバックアップしています。当科に入局して、普通に勤務していれば、3つの学会の専門医/指導医は取得できます。
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専門医制度
日本救急医学会専門医
日本救急医学会の専門医制度についてはこちらのサイト(外部リンク)でもご覧いただけます。
専門医申請資格
- 日本国の医師免許を有すること。
- 申請時において、継続して3年以上本学会の会員であること。
- 5年以上の臨床経験を有すること。
- 専門医指定施設またはこれに準じる救急医療施設において、救急部門の専従医として3年以上の臨床修練を行った者であること。または、それと同等の学識、技術を習得した者であること。
申請手続に必要なもの
- 専門医申請書
- 履歴書
- 医師免許証(写)
- 会員歴証明書
- 救急勤務歴証明書
- 専門医診療実績表
専門医認定審査
- 救急勤務歴審査(専門医制度規則第8章第14条に基づく)
- 診療実績審査
- 筆記試験
日本集中治療学会専門医
日本集中治療学会の専門医制度についてはこちらのサイト(外部リンク)でもご覧いただけます。
専門医申請資格
- 医師免許証取得後5年以上の臨床経験者で、集中治療に関して深い知識と経験を有すること。
- 申請時に日本集中治療医学会会員であること。
- 指定する学会(別表1)の専門医資格を有すること。
- 日本集中治療医学会の認定する集中治療専門医研修施設において1年以上の勤務歴があること。
- 上記勤務歴のうち連続して12週間以上専従歴※があること。
- 所定の知識・技能研修修了の条件を満たしていること。
(別表1) 日本集中治療医学会が指定する学会
①日本麻酔科学会②日本救急医学会③日本外科学会④日本心臓血管外科学会⑤日本呼吸器外科学会⑥日本小児外科学会⑦日本消化器外科学会⑧日本内科学会⑨日本循環器学会⑩日本脳神経外科学会⑪日本小児科学会⑫日本呼吸器学会
申請手続に必要なもの
- 履歴書
- 集中治療勤務歴一覧表
- 集中治療勤務証明書
- 診療実績表AL-2, L-3 (必要な実施項目)
- 診療実績表B (経験すべき疾患項目)
- 業績目録:学術論文
- 業績目録:学会発表
- 業績目録:学会出席
- 指定する学会(別表1)の専門医認定証の写し
- 学会発表の証明
- 学会出席の証明
専門医認定審査
- 申請書類審査
- 筆記試験
日本外傷学会専門医
日本外傷学会の専門医制度についてはこちらのサイト(外部リンク)でもご覧いただけます。
専門医申請資格
- 日本国の医師免許を有すること。
- 申請時において5年以上引き続いて日本外傷学会の会員であること。
- 卒後初期臨床研修終了後5年(通算7年)以上の臨床経験を有すること。
- 日本外傷学会が認定する専門医研修施設またはこれに準じる外傷診療施設において必要な外傷診療を行い、必要な経験と学識技術とを修得していると認められること。
- 十分な学術活動を行っていること。
- 以下のいずれかの学会が定める専門医であること。
日本医学放射線学会/日本眼科学会/日本救急医学会/日本形成外科学会/日本外科学会/日本産婦人科学会/日本小児科学会/日本耳鼻咽喉科学会/日本整形外科学会/日本内科学会/日本脳神経外科学会/日本泌尿器科学会/日本麻酔科学会 - 日本外傷学会が認定する専門医研修施設またはこれに準じる外傷診療施設での研修条件および学術活動・災害訓練を満たしていること。
(1) 研修期間
学会が認定した専門医研修施設等で専門医の指導のもとに5年以上の勤務を有すること。
(2) 研修内容
ISS16以上の症例を診療担当医として60症例以上経験すること。
(3) 学術活動
学術活動に関して以下の事項をいずれも満たすこと。
1) 学術論文:外傷診療に関する内容であり、査読により採用された筆頭論文が1編以上あること。
2) 学会発表:外傷診療に関する内容であり、筆頭者として3題以上あること。
なお、その内1題以上は日本外傷学会において発表したものとする。
(4) 災害医療活動
災害訓練・研修コースの開催や参加経験のあること。
専門医認定審査
- 書類審査
- 筆記試験(書類審査を通過した申請者に対して行います。)