北海道大学病院 救命救急センター | 北海道大学大学院医学研究院 侵襲制御医学分野 救急医学教室

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和田 剛志
北海道大学大学院医学研究院
侵襲制御医学講座 救急医学分野 教授

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北海道大学大学院医学研究院侵襲制御医学分野救急医学教室ならびに北海道大学病院救命救急センターに御関心をいただき、誠にありがとうございます。

私共は2000年6月に三次救急に参画しました。開設当時年間450例余りであった救急対応症例数は、現在ではその3倍以上となっており、北海道・札幌市の「最後の砦」として、効率よく質の高い救急医療を全日・通年欠損なく提供しております。
救急科医師は、急病、外傷、中毒など疾病の種類に関わらず、急病の方を診療科に関係なく速やかに受け入れて診療し、重篤な場合には救命救急処置、集中治療を行う急性期医療の専門家集団です。記憶にも新しいCOVID-19パンデミックでは、恐怖、混乱、差別の負のスパイラルによる医療供給の著しい減少が発生したなかで奮闘した私たち救急医は、「社会のインフラ」であることが広く知られるようになり、それを誇りに持って日々診療にあたっております。また、教室開設以来、「生体侵襲と生体反応の病態生理解明」を研究主題として、数多くのエビデンスを世界に発信し、日本の救急医学の発展に大きく貢献してきました。
このように裾野が非常に広く多様性に富み、ダイナミックで挑戦的な分野である救急医療・救急医学に対応するため、私たちは「活力」と「熱意」を持って、仕事に「没頭」できるワークエンゲージメントに富む救命救急センター・救急医学教室として、社会に貢献できるよう絶え間ない努力を続けてまいります。

2024年7月から新しい体制となりました。急性期医療に情熱を持つ若い皆様に、新しいことにどんどん挑戦していただき、ご自身の能力を最大限発揮いただける場を提供することをお約束いたします。共に成長し、未来の救急医療・救急医学を切り開いていきましょう!