2023.3.7 - 集中治療医学会 in 京都
京都で行われた集中治療医学会に参加してきました。久々の現地開催の学会発表でしたが、各地で働く色々な先生方と顔を合わせることができ、非常に有意義な3日間であったと思います。
京都は、春も間近に迫った空気でとても暖かく、過ごしやすかったのも良かったです。





気づけばただの観光客のような写真ばかりですが。。。笑
鴨川周辺はランニングにもとても良さそうで、次回は忘れず準備をしていきたいと思いました。
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京都で行われた集中治療医学会に参加してきました。久々の現地開催の学会発表でしたが、各地で働く色々な先生方と顔を合わせることができ、非常に有意義な3日間であったと思います。
京都は、春も間近に迫った空気でとても暖かく、過ごしやすかったのも良かったです。
気づけばただの観光客のような写真ばかりですが。。。笑
鴨川周辺はランニングにもとても良さそうで、次回は忘れず準備をしていきたいと思いました。
直前ですが、宣伝です。
投稿が滞っておりましたが・・・
遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。例年お酒を交えながら行われていた人事発表が行われる医局会ですが、コロナの影響を受け今年も静かに行われました。サプライズ人事もあり、1名の専攻医とベテラン医師1名を来年度より新たに迎えることとなりました。現在大学勤務の専攻医たちは皆関連病院で1年間修行を積むこととなりました。
頼もしくなって帰ってくることを期待しています・・・。
北大救急はいつでも見学を歓迎しています。興味のある方は是非ご連絡をお待ちしています。
当科の土田拓見医師が先日大学院を卒業し、さらに第18回音羽博次奨学基金奨学金を受賞しました。どちらも当救急医学教室開設以来初の出来事となります。
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みなさまのおかげで大学院卒業を果たし、さらには音羽博次奨学基金奨学金を受賞することもできました。私の研究に関わってくださった方々、職場や家庭で私を支えてくださった全ての方々に感謝しています。
奨学金授与式では、大学同期の千葉先生(血液内科)、横田先生(整形外科)と再会することができ大きな刺激をいただきました。
これからは、皆様にいただいた力を後進に還元できるように、職場でも家庭でも精一杯頑張っていきたいと思います。引き続きよろしくお願い申し上げます。
土田拓見
COVID-19に対応するためのECMO講習が札幌医大にて9月3日、4日に開催されました。救急1年生でこれまでにECMOの管理を経験したことのない“初心者”ではありましたが、貴重な機会と思い今回の講習に参加させていただきました。
医師2人・看護師さん1人・MEさん1人を1チームとして北大からは2チームの参加でした。きちんとやれるか心配でしたが、心強いチームメンバーに支えられ、充実した研修となりました。
座学では圧アラームやSpO2低下をどこまで許容するかといったECMOの話だけではなく、人工呼吸器管理や肺エコーなど幅広い内容でした。特に人工呼吸管理についてはP0.1やEITなど何となく知っていた・初めて聞く知識がすっと整理されました。
午後の実習では、緊急対応・院内移送・腹臥位と実用的な3つのテーマでした。ここでの経験から数日後の実業務での、ECMO患者さんの院内移送は安心してあたることができました。
2日目は広域搬送の意義と、実際の救急車の中でのECMO管理がいかに難しいかということを学びました。患者さんのいる病院に赴いてのECMO導入だけではなく、COVID-19で医療崩壊の危機に瀕していた時の複数医療機関に患者さんを割り振ることで医療崩壊を防ぐという災害医療としての見かたには驚きました。
学ぶことばかりの非常に有意義な2日間でした。こういった勉強会には積極的に参加していきたいものです。
久々の投稿となってしまいました。コロナの影響を受け多くの行動制限を余儀なくされてきましたが、先日救命救急センタースタッフ内で数年ぶりのレクレーションを行うこととし、札幌ドームで行われたリレーマラソンに参加してきました。
1周2kmのコースを10人のメンバーで1周ごとに襷を渡しながら42.195kmをひたすら走り切るというものです。医師、看護師、薬剤師で集まり楽しんできました。
当科の期待の専攻医達にも頑張って頂きましたが、T.N先生は走り終わった後に動けなくなる程疲弊したようです。
そもそもマラソンをするというのになぜ“チノパン”なのかよくわかりません。野球観戦に札幌ドームに来た人の格好です。走り終わった後に顔面蒼白となっていたようですが、優秀な救命救急センタースタッフが揃っており、迷走神経反射として速やかに対応していたのも我々の成せる事であったでしょう。
北海道マラソンにも参加し完走してきた管理人です。管理人と現在市立札幌病院で勤務されているO.T先生が多く距離を走る結果となりました。若手専攻医の先生たち、もっと頑張ろう。
救命救急センターの女性専攻医と看護師たちです。Y.Y先生のユニフォームは中村俊介選手のものですね。懐かしさを感じました。
職種に関係なく和気藹々とやっております。少しずつレクレーションなどまた行っていければ良いですね。
高橋直希先生に引き続き、山田先生にお話を伺いました。
山田先生は、管理人が市立札幌病院在職中に初期研修医として勤務しており、熱心な勤務姿勢が好印象な先生でした。麻酔科へ進むものと思っていましたが、突然救急に入局宣言してくれた先生です。悪戦苦闘しながら頑張る姿をぜひ見に来てください。
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救急科を志したきっかけ。
私が医師を目指したきっかけは、身内の闘病生活を経験したことにあります。多忙な中でも患者だけでなく、家族にも親身に対応してくださった担当医に感銘を受け、私もいつか患者や家族の心に寄り添える医師になりたいと考えるようになりました。学生の時に初めに興味を持ったのは麻酔科でした。術中の全身管理を行い、あらゆるトラブルに備え対応する麻酔科医に憧れたためです。その後、初期研修中に、救急外来での初期診療をもっと経験したいと考えていた時に、北大救急科を見学する機会がありました。北大救急科は救命救急センターで3次救急の患者を受け入れています。重症患者の病態の安定化と原因検索、治療する姿や、患者や家族の心に寄り添う先生方を拝見し、これは私の目指してきた医師像だと感じました。このような理由から私は北大救急科への入局を決めました。
入局2ヶ月での感想
カルテや医療機器などがこれまで経験してきたものと異なるために、慣れるのに時間がかかることが多くありました。この2ヶ月間、主に北海道大学病院救急救命センターにおいて3次救急の患者の対応や重症患者の管理などに携わりましたが、新しく学ぶことが多く、充実した日々を過ごしております。指導医の先生も多くいるため、いつでも丁寧に指導してもらえ、北大救急科を選択して間違いなかったと感じています。技術も知識も、焦らずに時間をかけて多くのことを吸収し成長していけたらと思っています。
北海道大学病院救急科の医局説明会を下記日程で開催します。
1回目:7月18日(月祝) 15:00〜
2回目:7月22日(金) 18:30〜
QRコードから申し込み可能です。
たくさんの方のご参加お待ちしています!
Twitterアカウント開設しました。主に3年目の専攻医が、抄読会の内容や書籍などtweetしていく予定です。専攻医の様子が垣間見れると思いますので、ぜひご覧ください。
新医局員が入局して2か月が経ちました。日々悪戦苦闘しながらも皆上級医に食らいつきながら頑張っています。
2か月経った現在、専攻医の高橋直希先生に学生、研修医へのメッセージを込めてお話を伺いました。
独特の穏和な雰囲気を持つ彼の頑張る姿をぜひ皆さん見に来てください。
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もともと救急の知識は医師として不可欠だろうと漠然と思っていた。医師資格を取り最初の年。救急外来で右往左往する中、外勤でやってきた北大救急の先生の、それぞれの患者さん毎に適切な方針を最短で決めながら研修医に指導もするという『デキる姿』は輝いて見えた。そんな憧れの北大救急で働き始めて2か月。最初は不安も大きかった24時間勤務にも、ようやく少し慣れてきた。勤務明けの昼頃までに上がれるのはありがたい。
北大救急の研修プログラムは、救急車対応と集中治療管理、また外勤を通して1〜2次の対応を学ぶ。救急初期対応や集中治療への経験・勉強の不足を恥じながらも、ベテラン先生に支えられながら一緒に対応していく中で、ここでの診療もできることが少し増えた。
CV・FDLが入れられた、経口挿管、経皮的気管切開ができた、持続インスリンでの血糖コントロールができた、低K血症の補正ができた、栄養管理ができた。
超重症な患者への介入は緊張するが、ベテラン先生に確認を取りながら選択できるので安心して適応や投与量の塩梅がつかめ始めたように思う。
救急や集中治療に興味のある方はぜひ一度、北大救急を覗いてみてほしい。
3次救急・集中治療という高度医療を、医師3年目というまだまだ成長途中の身だからこそ受けられる指導を通して学べる環境は中々ないのではないだろうか。
新年度になり人事異動で大学の医員も大きくメンバーが変わりました。
まずは管理人の挨拶から。
前任の定本医師から当ホームページ管理人を引き継いだ高橋悠希と申します。コロナと戦い続ける2年間を経て4月から大学に戻ってきました。本年度の北大救急は高橋が3人という異常事態となってしまいましたが、管理人は私、悠希(Y)が務めさせていただきます。
本年度は3名の新たな専攻医を迎えることができましたので、追々ご紹介していく予定ですし、救急に興味のある学生・初期研修医の参考となるよう、彼らの今後の成長が見えるような記事にしていきたいと思います。その他にもできるだけ積極的に更新していきたいと思いますし、またホームページの大幅リニューアルも計画されていたという状態での引き継ぎとなりましたので、できる限り盛り上げていければと思います。宜しくお願い致します(ただしホームページの管理などは全くの未経験者ですので、皆様どうぞ温かい目で見守ってあげて下さい・・)。
北大救命センターが12月24日に始動します。
12月21日付の北海道新聞朝刊でも紹介されました。
学会報告です。
初の救急医学会総会・学術集会に参加させて頂きました。
右も左もわからず、まずどの講演を聞いたらいいのか、一人で行動していていいのか不安のままうろついていましたが、興味のある講演をいくつか聞かせて頂き、最新の知見や全国の皆様の珍しい症例や未だ治療方針に一定の見解のないものなどに触れることができ、とても面白かったです。
私自身も発表の機会を頂き、直前は緊張してホテルで一人予演会を数十回繰り返していましたが(笑)、ご指導頂いた和田先生のおかげで無事終えることができました。この場を借りて再度お礼を申し上げます。
総会という大きな場での発表は緊張しましたが、とてもいい経験になりました。
また次の機会に向けて日々頑張ろうと思いました。
広範囲熱傷は治療中の合併症が多く重症につれて生存率も低下します。創部の治療だけでなく、栄養やリハビリテーションの重要性も高くコメディカルも含めたチームでの長期治療を要します。
今回、全国トップクラスの経験をもつJCHO中京病院の黒木先生の講演が開催されます。
貴重な機会であり、救急集中治療に携わる医師以外でも、興味のある方は是非この貴重なWeb講演をお聞きにいらしてください。
少し前のニュースですが、北大病院に救命救急センターが開設される予定です。
現在はECMO治療など一部の重症例はICUでの治療となっておりますが、今後救命センターでの治療に移行します。
北大病院救急科の特徴として、搬入から退院まで当科主治医として入院加療を行っていますが、救命センター開設に伴いさらにシームレスな治療を行うことが出来るようになります。開設にむけて救急科看護師さんもICUで研修を受けたりと準備しています。
医局説明会は行いましたが、引き続き200万人を超える札幌および札幌近郊における最重症の三次救急の第一線でともに研鑽を積む同士も募集しています。
見学や説明会など可能な限り個別に対応致しますのでお気軽に連絡ください。
お待たせしました、北海道大学病院救急科の医局説明会を下記日程で行います。
1回目:7月11日(日) 16時より
2回目:7月24日(土) 16時より
新型コロナウイルス感染症流行により密を避けるために今年はオンライン(ZOOM)で行います。
北大病院救急科の主な特徴です。
後期研修として救急研修を希望の方、他院救急科所属だけど重症症例のスキルを磨きたい方、臨床研究に興味がある方、など少しでも興味があればお気軽な気持ちで是非ご参加ください。
上記日程で都合の悪い方は個別対応も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
新型コロナウイルス感染症流行に伴い、難しい点もありますが見学希望な方もご連絡いただければ可能な限り対応致します。
皆様のご参加を一同お待ちしております。
札幌では5月から新型コロナウイルス感染の方が急速に増えました。
入院あるいは宿泊療養が決まるまで自宅で待機している間に、酸素が必要になるなど呼吸状態が悪化する方もおり、緊急避難的に一時的な入院待機ステーションが創設されました。
そちらでの勤務中でのインタビュー映像です。
道民の皆様のご協力もあり、少しずつ感染者数は減少傾向になってきております。当科では微力ながらも皆様のお役に立てるよう保健所、入院待機ステーションやワクチン接種などにも派遣を行って参ります。
2019年流行語大賞「ONE TEAM」。まさにこの気持ちで、一日も早くこの感染症を克服できるよう皆様と共に頑張っていきたいと思います。
7月18日(土)17時より医局説明会を行います。
多発外傷、重症熱傷、心停止、敗血症、DIC…etc、北海道大学病院救急科には、札幌や近郊以外だけでなく全道から重症患者が搬送されます。また院内急変コールにも対応しています。
救急科は重症患者の蘇生、急変時初期対応だけでなく各科専門治療後の全身を診て管理を行っていきます。またICUでの集中治療も研修可能です。最新の知見も精力的に取り入れ、さらに学術研究も盛んに行っており、希望あれば海外での学会発表、論文執筆もできます。
また女性救急医、子育て救急医も多数在籍し、育児との両立を目指しシフトの相談も可能です。
近年は教育にも力をいれており、現在は毎週の抄読会の他に科内行事に付属してショートレクチャー&レクリエーションを不定期に行っております。今回の説明会ではその一端を体験していただきたく、説明会前に医員・教員による10分程度のショートレクチャーを複数予定しております。
少しでも興味がある方、お気軽な気持ちで是非ご参加ください。またその日が都合の悪い方、見学希望な方もお気軽にお問い合わせください。
2019年度レクリエーション
[6月]ラフティング
[7月]リアル脱出ゲーム
[8月]マラソン、リアル脱出ゲーム2
[11月]観楓会、温泉
[1月]雪合戦
3月19日(木)開催予定の「てんかんセミナー」は中止となりました。
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集中治療をうけるような重症患者では痙攣を起こすことは稀ではなく、近年では、いわゆる全身がガクガク震えるような痙攣を認めないようなてんかん重積を見落とさず、しっかりと抑えることが重視されています。
今回、てんかん領域において御高名な先生に講演していただけることになりました。救急集中治療に携わる医師以外でも、興味のある方は是非この貴重な講演をお聞きにいらしてください。
遅くなってしまいましたが、今回は田原先生のドイツ旅行、もといESICM参加の報告です。初めての海外出張でした。
9月29日-10月2日にかけてドイツ・ベルリンで開かれたESICM(Europian Society of Critical Medicine)に、前川先生・吉田先生・土田先生・高橋悠先生・田原が参加してきました。
初めての大きな学会発表が海外発表となり、不安に苛まれながらもなんとか発表を終えることができました。各先生方も世界中の集中治療医と議論を交わしつつ、つつがなく発表を終えられていました。
学会内では新発表の大規模RCTはじめ様々なoral presentationやlecuture,simulation centerが催されており、今後の診療および研究スキル向上へ活かしたいと思います。
中日には参加者で交流会も行ったほか、移動の途上では市内観光、ビアガーデン、フィットネス、放浪と各々の過ごし方をしていました。