2019.9.16 - DMAT政府訓練
またまた吉田先生から災害医療訓練について報告がありました。
今年の北大病院からのDMAT政府訓練参加は、総勢13名(医師6、看護師4、ロジスティック3)の大所帯でした。
毎年全国のDMAT隊(災害医療支援チーム)が一斉に集まって大規模訓練をしています。今年は首都直下型地震を想定した訓練でした。
訓練日の朝7時半に成田空港に参集。北大チームは埼玉県草加市での活動の命を受けたため、草加市立病院までレンタカーで移動し、現着後は2チームに分かれて、それぞれ埼玉県東部活動拠点本部と草加市立病院の病院支援本部を立ち上げ、運営を手伝ってきました。
昨年の香川県での空港の訓練と比べると、室内だった分まだマシでしたが、札幌から出向いた我々にとっては十分暑かったです。
夜はホテル近くの居酒屋で打ち上げをし(暑い日の冷えたビール 最高(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾)、翌日、台風から逃げるように帰ってきました。
2019.9.4 - クラークさんの送別会
救急科を日々支えてくれていたクラークさんが結婚を機に退職されることになり、送別会が先日行われました。幸せなご家庭を築かれることを一同願っております。
ちなみに、お誕生日席にいるのは当科の先生です。
2019.8.26 - 救急レクリエーション
再び当科新星の田原先生からの報告です。
普段は当直・外勤が多くなかなか一堂に会する機会の少ない救急科ですが、今年は有志によるレクリエーションも盛んに行なっております。
7月6日には当科としてはおそらく初めて札幌ドーム開催のリレーマラソンに参加してきました。
日頃からランニングに励んでいるスタッフや、先生のお子さん達にも手伝ってもらい、なかなかの好タイムでゴールすることができました。
ゴール後は晴天の下でのビアガーデンもあり、初夏の爽やかさを満喫した1日でした。
8月11日には、Y先生待望の企画として千歳のアウトレットモールで脱出ゲームに挑戦してきました。各チーム出没するゾンビに怯えたり、暗闇の中ではぐれたりしながら、全員時間内に脱出成功となりました。
このように職種を超えた交流の機会も多く図っており、今後も季節に応じた行事を行なっていく予定です。
2019.8.19 - 日高空知管内MC
今回は田原先生からの報告です。
北海道大学病院救急科は日高・空知管内のMedical Control(以下MC)も担当しています。
MCとは、傷病者を救急現場から医療機関へ搬送する間に救急救命士が実施する医行為に対して、医師の指示または指導・助言および検証することにより、それらの医行為の質を保証するものです。日高地方救急隊と年に3回ほど研修会や症例検証を行っています。今回は7月16日に行われた日高管内救急活動研修会に、方波見先生、吉田先生、高橋(悠)先生、田原の4名で参加してきました。
今回はターニケットおよびサムスリングの実地講習を行い、初の試みとして幹事の日高西部消防が用意したシナリオを基にしたシュミレーション講習を実施していました。
救急医として働いていても病院前救護の様子を1から見る機会はなかなかなく、緊張感を持った救護活動の様子をみて改めて勉強になりました。普段は遠隔地からのMCとなるため電話連絡や書類でのやりとりが主となるのですが、「お互い顔の見える関係を大切に」ということで活動内容等について忌憚なく話し合っていました。
会議終了後は門別競馬場での懇親会を行なっていただきました。熱いジンギスカンを食べながら、競馬に熱くなる先生もいらっしゃいました。
2019.7.29 - 原子力災害医療研修
今回は吉田先生からの研修の報告です。
先週の日曜日、和田先生に引率して頂き、看護師三人と「原子力災害医療派遣に係る専門研修」に行ってきました。
講義と実習を交互に行う形式だったのですが、最後はタイベック(防護服)を来ての実習でした。講義棟は冷房全開でとても寒かったですが、タイベックを着た途端、猛暑です。暑いし、耳まで覆われていて、話も聞こえずらいし、これを着ての医療行為はめちゃくちゃやりずらいですね。
今回は訓練で冷房がきいた室内実習だったのでまだマシでしたが、夏の本州を想像すると。。。。原子力災害は二度と起こらないでほしいですね。
2019.7.22 - 日本血栓止血学会教育セミナー
血栓止血学会から若手医師を対象としたセミナーです。
このセミナー今年で7回目になりますが、様々な角度からの血栓止血学をこってりと学ぶことができる会です。ご興味のある方は是非。
「はじめよう 血栓止血学への第一歩」
第7回教育セミナーは次世代を担う医師として総合的なパフォーマンスを向上させると共に、血栓止血領域への興味を喚起し将来血栓止血学に関する研究や臨床を選択する人材の育成を目的としたセミナーです。
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対象 血栓止血学ビギナーズ 若手医師(初期・後期研修医を含む)
日時 2019年10月26日(土)~10月27日(日)
1日目 12:55~22:00(予定) 2日目:8:00~13:50(予定)
会場 クロス・ウェーブ船橋
船橋市本町2-9-3 TEL:047-436-0111
受講料 20,000円(若手医師)
10,000円(初期・後期研修医)
(参加決定後、事前にお振り込み頂きます)
認定医制度業績単位 20単位
申込先 オンラインでのお申込になります。
申込開始 2019年7月19日(金)正午
問合先 日本血栓止血学会第7回教育セミナー運営準備室
E-mail: jsth-eseminar@c.shunkosha.com
*定員は50名となっております。申込締切後、学年等を考慮し参加者を決定いたします。
*宿泊費・交通費につきましては、受講者負担とさせていただきます。
2019.7.18 - 優秀科目賞受賞
本学医学科では、講義終了後に学生から各授業の質に対する評価をいただきます。今回医学科3年生から、臨床系専門授業のうち当科救急医学と麻酔医学の合同の授業が評価され、優秀科目賞をいただきました。
2019.7.8 - 長期選択実習(3)~決して3番目の希望だった訳ではございません~
早いもので最後のクールとなりました。前クールは、北海道大学全学部共通の「お菓子サークル」を立ち上げたクールだったようです。(※全国の医学系大学では医学部学生のみの集まる部活やサークルも存在します)
今回はどのようなエピソードがあるのでしょうか、新クールの学生さんの活動に期待します。
2019.6.24 - 7月21日救急科医局説明会を開催します
7月21日(日)18時より医局説明会を行います。
多発外傷、重症熱傷、心停止、敗血症、DIC…etc、北海道大学病院救急科には、札幌や近郊以外だけでなく全道から重症患者が搬送されます。また院内急変コールにも対応しています。
救急科は重症患者の蘇生、急変時初期対応だけでなく各科専門治療後の全身を診て管理を行っていきます。またICUでの集中治療も研修可能です。最新の知見も精力的に取り入れ、さらに学術研究も盛んに行っており、希望あれば海外での学会発表、論文執筆もできます。
また女性救急医、子育て救急医も多数在籍し、育児との両立を目指しシフトの相談も可能です。
少しでも興味がある方、お気軽な気持ちで是非ご参加ください。またその日が都合の悪い方、見学希望な方もお気軽にお問い合わせください。
[連絡先]
TEL: 011-706-7377
メールはこちら
2019.6.12 - 研修報告~ENLS~
今回神経救急学会とENLS(Emergency Neurological Life Support)コースを受講しに大阪の高槻市に行きましたのでその報告です。
ENLSコースはNeurocritical Care Society(NCS)で開発されたさまざまな神経救急傷病者における最初の1時間に行うべき評価と治療を重点的に学習するコースです。
午前中は西日本で警報が出るくらいの大雨だったようですが、午後の飛行機には影響は無く無事到着。炭酸風呂という全国的には珍しいお風呂がある天然温泉付きのホテルに泊まりました。炭酸泉の効果はヨーロッパでは古くから研究されており、炭酸は皮膚から吸収されやすく血管拡張作用とボーア効果による酸素供給が期待されるといった内容でした。ボーアと聞いてBoAを先に思い出した人は40歳台くらいでしょうか。Hb酸素解離曲線のアレのことです。弱炭酸水に入っているような軽いシャワシャワ感があり皮膚には気泡がつき、湯に浸かった部分は赤くなり、血管が開いているんだろうなと実感しました。ただ小生は途中で気になったことに、CO2が吸収されるのなら肺機能が落ちていたらCO2ナルコーシスにならないのだろうか、という点です。「温泉に入浴する度にCO2ナルコーシスによる意識障害を繰り返し搬送された一例」。まぁそんなに血中CO2濃度が上がるわけではないんでしょうね。
ENLSコースは全14のテーマを1日で一気に学ぶのでハードです。お腹もすきます。夜ご飯は、これまでなかなか大阪に行く機会に恵まれ無かったため広島出身の小生としては本場の「関西風」お好み焼きを食べに行きました。ちなみに広島ではお好み焼きと言えばキャベツ、もやし、豚肉、焼きそばの層状構造の「広島風お好み焼き」を指し、具を混ぜて焼くお好み焼きは「関西風お好み焼き」と表現します。なので、我が家では「今日の晩御飯がお好み焼きだよ」というと小生が作ったお好み焼き(注:世間でいう広島風お好み焼き)となります。子供らがお好み焼きをどう認識していくのか楽しみです。それと、広島に行った際には「広島風」と断る必要はありません。Do in Hiroshima as Hiroshimans do.です。
ということで、「関西風」お好み焼きを食べに行きました。小麦でなく米粉を使用しており素材にこだわったお好み焼き屋で、ふんわりとして柔らかく美味しかったです。たぶん空気を混ぜるのがポイントなんでしょう。ソースも馴染みのあるオタフクソースとは味が異なる印象(注:企業秘密で中身は不明)で、その点も美味しく感じたアクセントだったのかもしれません。ソースには地域性があるようで、広島ではオタフク、北海道や関東ではブルドック、東海ではコーミなどと、地域によってシェアが変わるみたいで、飲み会のネタや新たな出会いのきっかけになるかもしれません。是非お試しを。
今回学んだことを反芻し、明日からの診療に役立つように心がけたいです。
2019.6.6 - 送別会
救急医学講座の秘書さんが結婚を機に退職することになり、送別会が行われました。
日々我々を縁の下の力持ちで支えてくれ感謝の気持ちでいっぱいです。
また飲み会ではプライベートな部分も見せてくれ、楽しい思い出を残してくれました。
救急科一同、末永いお幸せをお祈りしています。
2019.5.23 - 長期選択実習(2)~導かれし者たち~
早いもので令和へと時代が変わり、救急科選択実習も2クール目となりました。
平成最後の学生から、今週(5/20)から令和初の長期選択実習学生がやってまいりました。なんとやる気に満ちあふれた表情の集まりでしょうか。是非将来救急医を目指してもらいたいです。
前グループでは、休み明けギリギリまでブラジル旅行していたとか、そして飛行機に乗り遅れて初日遅刻したとか、北大救急に向いていそうな学生がいました。今回はどんな人が来たのでしょうか、非常に楽しみです。
我々一同、気分一新して一緒に頑張っていきます。
2019.5.1 - 長期選択実習(1)~選ばれし者たち~
4月新学期が始まり、医学部6年生では長期選択実習というものが始まりました。5年生のときに北大病院で実習をした全診療科の中から3科ほど選択して、各科4週間ずつ長期実習するものです。つまり救急科には4週間ずつ3グループの学生が学びに来てくれます。
救急科は、色々な意味で例年人気との噂のようで、幾多の難関を突破(?)して選ばれてきた学生の中の最初のグループが来ました。
5年生のカリキュラムとは異なり、時間に余裕がある中で救急科がどういった科なのかできるだけ多く経験してもらいたいですし、最終的に選択して良かったと思える実習にしてあげたいです。
そして救急に興味を抱き、北大救急とはならなくても救急の道を進んでくれる先生になってくれることを期待します。(でもやはり北大救急を選んで欲しいです。)
2019.4.3 - 2019年度新体制発足
4月は出会いの季節です。救急科には、救急専門医を目指して新たに入局してくれた先生や、他施設で自己研鑽を図られて戻って来られた先生も合流し、昨年度より人数が増えました。医局の気温が上がっています。
またシステムとしても、先進急性期医療センターが無くなり、集中治療部門か独立した新たな北大救急科としての一歩が始まりました。まだ手探りな部分もありますが、救急科一同頑張っていきたいと思っております。
新しく来られた先生には抱負を含めて今後インタビューで紹介させていただきたいと思っています。乞うご期待を。
最後に本年度より管理人が変わりました。記事内容がこれまでと趣が変わるかもしれませんが、よろしくお願いします。
2019.3.26 - 先進急性期医療センター 送別会
先進急性期医療センターの送別会が開催されました。
救急科の医師の移動は少ないのですが、看護師さんたちの移動はそれなりにあります。
また、本年度いっぱいで病院主導の改組に伴い先進急性期医療センターが無くなりますので、センター送別会は最後なのでしょう。。。
2019.3.12 - ICU学会での打ち合わせ
ICU学会で行った悪だくみの一コマです。
北大救急ではない人たちに何となく目線を入れてみましたが、わかる人にはわかる面々です。
なんの打ち合わせだったかは、秘密です。
2019.3.1 - ICU学会前夜
今年のICU学会は京都です。
前日入りした面々で、飲みに行きました。懐かしい顔ぶれも合流です。
2019.2.12 - 鈴々舎馬るこ 独演会
鈴々舎馬るこ 独演会。3月9日(土)16:00〜。
管理人の職権乱用での掲載です。興味のある方は、是非!
2019.1.28 - 救急科 新年会
先日、救急科の新年会を開催しました。来年度入局予定の新人や秘書さん達も参加し、お店を貸し切りの宴会でした。
皆、痛飲していて、数名、記憶を無くしていたようでした。
まあ、皆で楽しく飲めるというのは、日々の診療も楽しくやれているということの裏返しでもあるので良いことだと思います。
2019.1.12 - 先進急性期医療センター 忘年会
2019年初めのHPの更新は忘年会の記事からです。
12月28日、病院の仕事納めの日に先進急性期医療センターの忘年会が開催されました。医師や看護師だけでなく、臨床工学技士や薬剤師のみんなが集まり、楽しいひと時でした。
(一部、自主規制の写真もあります)
でも、センターには仕事納めはなく、定期手術の術後入室がないことと、晩御飯の出前が取りにくくなること以外、いつもと変わらない日常です。