北海道大学病院 救命救急センター | 北海道大学大学院医学研究院 侵襲制御医学分野 救急医学教室

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日高空知管内MC2019.8.19

今回は田原先生からの報告です。

北海道大学病院救急科は日高・空知管内のMedical Control(以下MC)も担当しています。
MCとは、傷病者を救急現場から医療機関へ搬送する間に救急救命士が実施する医行為に対して、医師の指示または指導・助言および検証することにより、それらの医行為の質を保証するものです。日高地方救急隊と年に3回ほど研修会や症例検証を行っています。今回は7月16日に行われた日高管内救急活動研修会に、方波見先生、吉田先生、高橋(悠)先生、田原の4名で参加してきました。

今回はターニケットおよびサムスリングの実地講習を行い、初の試みとして幹事の日高西部消防が用意したシナリオを基にしたシュミレーション講習を実施していました。
救急医として働いていても病院前救護の様子を1から見る機会はなかなかなく、緊張感を持った救護活動の様子をみて改めて勉強になりました。普段は遠隔地からのMCとなるため電話連絡や書類でのやりとりが主となるのですが、「お互い顔の見える関係を大切に」ということで活動内容等について忌憚なく話し合っていました。

会議終了後は門別競馬場での懇親会を行なっていただきました。熱いジンギスカンを食べながら、競馬に熱くなる先生もいらっしゃいました。

日高空知管内MCジンギスカン門別競馬場