小野雄一 救急医学 2013; 37: 1730-1733.2014.4.1
輸液、輸血療法の考え方
II 輸液・輸血療法各論
4. 敗血症
小野雄一、丸藤哲
救急医学 2013; 37: 1730-1733.
論文へのリンク(外部サイト)
http://www.herusu-shuppan.co.jp/kyukyu/qq201312.html
著者コメント
救急医学2013年12月号『輸液、輸血療法の考え方』の『敗血症』の項を書かせて頂きました。敗血症の病態、治療法は今なお様々な研究が進行している、日進月歩の分野であります。今回はSurviving Sepsis Campaign Guideline (SSCG) 2012をもとにして概説させて頂きました。SSCGは広く受け入れられつつあるかと思います、しかし、私は今まで色々な施設を見てきましたが、まだまだ実行していない施設も多々あるかと思います。非常に基本的なことを書かせて頂いていますので、まだ実施していない方々に読んで頂けたらと思います。
個人的には人工膠質液には興味と期待があり、ことごとく海外の臨床研究では有効性が否定されているものの、日本の人工膠質液は海外のもとは大きく違い、そこに有効性を見出す研究も必要かと考えています。
論文概要
- 敗血症の病態生理
- 輸液、輸血効果のメカニズム
- 輸液、輸血療法の実際
- 最近のトピックス(人工膠質液について)