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北海道大学病院救急科 ホーム > Tsuchida T, et al. BMC Emerg Med 22, 121. 2022 July 07.

業績紹介

Tsuchida T, et al. BMC Emerg Med 22, 121. 2022 July 07.2022.7.9

photo土田

Effect of annual hospital admissions of out-of-hospital cardiac arrest patients on prognosis following cardiac arrest.
Tsuchida T, Ono K, Maekawa K, Hayamizu M, Hayakawa M.
BMC Emerg Med 22, 121 (2022).
https://doi.org/10.1186/s12873-022-00685-7

論文へのリンク(外部サイト)

https://bmcemergmed.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12873-022-00685-7

著者コメント

研究の開始から3年かかって出版に至った論文です。ご協力いただいた先生方の苦労が無駄にならずに何とか成果を残すことができ安心しています。
今回は共著者の先生方だけでなく、面識のない査読者の先生方のご協力で質が向上していった論文となりました。自分も査読する際にはただrejectするのではなく、問題点をしっかり指摘できる建設的かつ論理的なreviewerにならなければいけないと感じました。
これからも積極的に研究活動を行っていくつもりですが、一緒に活動する仲間を募集しています。北海道大学病院救急科では、臨床だけでなく、研究を行う環境も整っています。ご興味やご相談がございましたら、近い立場でお話しできると思いますのでお気軽にご連絡ください(連絡先は投稿論文などに載っています)。

論文要旨

心筋梗塞や脳卒中などでは、専門施設で治療された患者の予後改善効果が証明されている。しかし、院外心停止(OHCA)患者では、その効果について一定の結論は出ていない。本研究では、日本救急医学会OHCAレジストリのデータを用いて、年間入院OHCA患者数が患者の予後に及ぼす影響を評価した。蘇生されて入院した成人心原性OHCA患者3632人を対象に解析を行った。病院は年間入院OHCA患者数に基づいて三分位に分けられた。解析は多重代入によるロジスティック回帰分析により行われた。
全体として、中規模および大規模施設では小規模施設に対する優位性は認められなかった。しかし、病院到着前に自己心拍再開したOHCA患者の神経学的予後良好の頻度は、大規模施設の方が小規模施設よりも高かった。本研究により、大規模施設への搬送が病院到着前に自己心拍再開したOHCA患者の神経学的予後を改善する可能性が示唆された。

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