北海道大学病院 救命救急センター | 北海道大学大学院医学研究院 侵襲制御医学分野 救急医学教室

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業績紹介

重症外傷にフィブリノゲン製剤の有効性2020.2.4

重症外傷では凝固障害により不良な転帰をとることがしばしばあり早期に凝固を補正することが重要だとされています。

当科では外傷早期における凝固障害についてこれまで基礎研究や臨床研究を行ってきており、その結果を踏まえ凝固カスケードで最も重要な役割をもつフィブリノゲンの早期投与を行っております。
今回、市立札幌病院救急科で邁進されています板垣先生が、北大病院救急科での経験から、患者背景をマッチングさせフィブリノゲン製剤の早期投与による有効性を解析した論文がアクセプトされ発表されました。